更新日
2023年4月4日

春のゆらぎ肌とは?

By Lauren Mezière エタピュール日本公式サイト
季節ごと
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春になると肌あれが気になることはありませんか?赤み、かゆみやほてり、ピリピリ感など、敏感肌の不快な反応。普段はそれほど感じなくても、ある特定の時期に肌があれがちになり、敏感肌の症状が現れやすくなることがあります。

このように、普段より肌が敏感になることを「ゆらぎ肌」と呼びます。ゆらぎ肌は肌あれやニキビ、赤みや乾燥などの肌トラブルを引き起こしてしまいます。いつものスキンケアのままでいると、普段なら問題ないスキンケアや刺激で肌があれてしまうことも。

そして1年のうち特に春が、このゆらぎ肌に最も気をつけたい時期。それには理由があります。

1. 気温差と乾燥
春は三寒四温の季節。桜が咲いたと思ったら冷たい雨の日が続くなど、気温や天気が安定しません。春の高気圧は乾燥を促し、冬と同じくらい湿度が下がってしまうことも。また、日中の寒暖の差も大きく、昼間はコートなしでも過ごせても朝晩は冷えることも多くあります。このような不安定な天候・気温差は肌に負担を与え、バリア機能の低下を招きます。

2. 花粉・PM2.5・紫外線などの外部要因
日本における花粉症患者の割合は16%と言われています。春にはスギやヒノキの花粉が大量飛散することで、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどのアレルギー反応を起こすことがあります。アレルギー症状による目のかゆみで目をかいてしまったり、鼻の症状により鼻を何度もかんでしまったりすることにより、肌のバリア機能を傷つけてしまうことも。また、花粉が肌にのることで肌が炎症反応を起こし、更に肌のバリア機能を損ねてしまう悪循環に。
さらに、3月頃から、紫外線の量は急激に増え始めます。お肌のハリや弾力のもととなる細胞を破壊したり、メラニンを増やしてシミの原因を作ったりする紫外線A波は、春が1年で最も強いとも言われています。

3. 環境の変化によるストレス
春は変化の季節。異動や入学、進級などにより、生活や環境が変わる人も。このような生活・環境の変化によるストレスがときにホルモンや自律神経を乱れさせ、ゆらぎ肌を引き起こすこともあります。

対策
では、春のゆらぎ肌はどのように予防・対処するとよいのでしょうか。

① 汚れをしっかり落とす
ゆらぎ肌による肌あれを予防するには、まず汚れをしっかり落とすことが大切です。日中外に出ているだけで、肌は花粉やPM2.5など、あらゆる外的要因にさらされます。また、日中に出てきた皮脂や汗も、肌あれの原因に。帰宅したらまず、手を洗うだけでなく顔も洗うことがお勧めです。ふき取りクレンジングなどでささっと落とすだけで、肌への負担を軽減することができます。

② バリア機能をサポートする成分を取り入れる
乾燥・寒暖差・ストレスなどでバリア機能が低下しがちな春。ゆらぎ肌対策には、バリア機能をサポートしてくれる成分を取り入れましょう。
バリアの3要素と言われるのは、皮脂膜・NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質(セラミドなど)。セラミドの合成を促す成分、ナイアシンアミドもお勧めです。
バリア機能を強化することで、肌が外的刺激による影響を受けにくくなり、ゆらぎ肌になるのを防いでくれます。

③ しっかり保湿をする
取り入れたスキンケア成分に蓋をし、肌を外的要因から守る「保湿」はゆらぎ肌予防に非常に大切です。肌への負担が少ない保湿クリームでスキンケア効果を高めながら、肌のバリアを強化することで、ゆらぎにくい肌に導くことができます。


By Lauren Mezière エタピュール日本公式サイト
公開日 2023年4月4日
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