更新日
2024年1月9日

ヒアルロン酸を取り入れて、お肌モッチリうるおい肌

By Lauren Mezière エタピュール日本公式サイト
ピュアアクティブ
成分
シェアする
0
news240109

ヒアルロン酸は、私たちの体内、特に皮膚にもともと存在する天然成分で、スキンケアの有効成分としても人気の成分です。
ヒアルロン酸は、1934年にコロンビア大学のカール・マイヤー博士にとジョン・パーマーによって、牛の目から発見されました。その後の研究で、私たちの体のさまざまな場所(目、皮膚、関節など)にもヒアルロン酸が存在し、重要な働きをしていることが分かりました。
ヒアルロン酸には、肌にうるおいやハリを与え、コラーゲン組織を保持するはたらきがあるといわれています。
 

ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は、肌の奥にある真皮の細胞の隙間で水分を抱え込み、皮膚の柔軟性とハリを維持する役割を担う「ムコ多糖類」とよばれるネバネバとした物質です。
ヒアルロン酸は、1gで6リットルもの水分を抱え込むことができる成分で、身体の総ヒアルロン酸の50%以上は皮膚に存在します。
主に皮膚の表皮と真皮、軟骨や目の硝子体に存在しています。
ヒアルロン酸は、もともと皮膚に存在する成分ですが、年齢とともに減少する性質があります。
体内のヒアルロン酸量は、20歳をピークに減少し続け、40代からはその減少スピードが急激に速まり、60代になると20代の半分以下にまで減少するといわれています。
真皮のヒアルロン酸が少なくなると水分を保持できず、皮膚の表面が乾燥し、肌のハリも弾力も低下し、シワも増えていきます。ヒアルロン酸は、エイジングの鍵となる重要な成分なのです。

肌のエイジングを解決するヒアルロン酸
1990年代以降は、医療や美容整形の分野でも使用されるようになり、ヒアルロン酸を注入して肌のエイジング対策を行うようになりました。この分野で成功を収めたことで、化粧品分野でも注目され、ヒアルロン酸は、スキンケアにおいても人気の有効成分となりました。

ヒアルロン酸 肌への効果
-ヒアルロン酸の保水効果で、バリア機能の働きを助け、外部の刺激から肌を保護します。
-ヒアルロン酸の保水効果で、肌のうるおいを保ち、肌のハリ・弾力を維持します。
-ヒアルロン酸は、コラーゲンの生成を促し、細胞の再生を促進します。

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層から成り、ヒアルロン酸は、真皮に含まれています。肌は、たんぱく質の一種であるコラーゲンとエラスチン、そしてヒアルロン酸によってうるおいとハリが維持されています。
しかし、乾燥や、エイジングによって皮膚のヒアルロン酸の量が減ると、弾力も減少、うるおいも低下するために、肌のハリがなくなるだけでなく、乾燥肌や肌荒れの原因にも繋がります。
また、肌の弾力を担うコラーゲンも、エイジングとともに減少するため、肌のシワやシミ、たるみが目立ちやすくなります。うるおい成分であるヒアルロン酸を補うことで、弾力性のある肌を維持することができます。
また、シワやたるみを予防することで、みずみずしく、若々しい印象の肌を保つことができます。
このようなことからも、ヒアルロン酸は、エイジングケアには欠かせない有効成分とお分かりになるでしょう。

「高分子ヒアルロン酸」と「低分子ヒアルロン酸」
ヒアルロン酸は、大きく分類すると「高分子ヒアルロン酸」と「低分子ヒアルロン酸」と呼ばれる2種類があります。
「高分子ヒアルロン酸」は、自然界にもともと存在する、分子量の大きいヒアルロン酸で、フカヒレや、納豆・オクラなどの食品からも摂取可能ですが、熱に弱い性質を持っています。
「低分子ヒアルロン酸」は、人工的に精製した分子量の小さいヒアルロン酸です。

「高分子ヒアルロン酸」の特徴は、その高い保水力です。ヒアルロン酸は分子量が大きくなるほど、水分を抱え込む力が高くなります。また分子量が大きいので、肌に塗っても角層に浸透しません。そのため、肌表面にうるおい膜を張って保護し、内部の水分の蒸発を防ぎます。
「低分子ヒアルロン酸」は、「高分子ヒアルロン酸」に人工的に手を加え、分子量を細かく分解したものです。
「低分子ヒアルロン酸」は分子量が小さいため、肌に塗ったときに角層に浸透しやすく、肌の内側からうるおう効果が期待できます。ただ、粒子が小さいため、高分子ヒアルロン酸に比べ、体内で早く分解され、保湿の持続効果が短いというデメリットもあります。

ヒアルロン酸の分子量によって、使用感にも違いがあります。「高分子ヒアルロン酸」はしっとり、「低分子ヒアルロン酸」はさっぱりした感触です。
「高分子ヒアルロン酸」は分子量が大きく分解されにくいため、保湿効果を持続させたいときにおすすめです。
「低分子ヒアルロン酸」は角層の内部までうるおいを届けることができますが、「高分子ヒアルロン酸」のように肌表面にうるおいの保護膜を作ることはできません。ただ、「低分子ヒアルロン酸」は、真皮の天然成分(天然ヒアルロン酸とコラーゲン繊維)の合成を刺激し促します。即効性はありませんが、継続使用することで、内側から肌のうるおいを再構築します。

このようなことからも、ヒアルロン酸は、肌の若々しさを保つために理想的な有効成分といえるでしょう。ヒアルロン酸配合のスキンケアは、数多く販売されています。
より肌への効果を期待するのであれば、数種類のヒアルロン酸が配合された製品を取り入れるのがおすすめです。また有効成分の純度や配合濃度、処方に注目して、あなたに合った製品を選ぶと良いでしょう。

エイジング対策としての毎日のスキンケアルーティンだけでなく、乾燥が気になる時のスペシャルケアとして、ヒアルロン酸を取り入れて、モッチリとハリのあるうるおい肌を手に入れましょう。
 


By Lauren Mezière エタピュール日本公式サイト
公開日 2024年1月9日
0
シェアする

前の記事